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ふれあい広場

東京ふれあい医療生協 ふれあい訪問看護ステーションの公式ブログです。

ステーション内の出来事などなど、面白おかしく紹介します。


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生きたい様に生きる
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    今の今、お看取りをしてきた

    親子二人、先立つ子供

    訪問当初より、問題のある親子として訪問が始まった

    共依存、病識が低い慢性疾患患者

    慢性疾患の悪化による腎不全末期状態

    今まで病気を良くしようとする行動は殆ど見られず、

    好きに生きてきたKさん

    そんな方は世の中たくさんいるけれど、死が間近に迫っているかもと言われても

    病気をよくしようという状態にはならなかった二人

    病院へのクレームは酷く、医療者も対応に苦しむ

    良くしようと思っても、良くしようとしないずれの中

    そのズレに憤りを感じざるを得ない中での訪問看護

    病気を悪化する要因となっている生活習慣をちょっとだけでも直せないか問うて見る

    「これ以上制限されるのはごめんだ」

    「病気がちな子だった。心配でしょうがない」

    本人も良くする気はないが、親も心配と言いながら病気を悪化させるものを買い与える

    この二人に何の医療が必要なのか?

    生きたい様に生きてきた結果も、その親子が背負うのならば

    それはそれでありなのではないかと思う

    見放すわけではない、

    ただ生きたい様に生きる中での苦痛だけはとってあげられるかもと思いながら訪問していた

     

    この二人を少しでも理解したくて、エンゼルケアをしながらライフレビューをする

    親一人子ひとりかと思ったら、兄弟がいた

    でも、早死にしてしまっていた

    本人も生まれつきの心疾患で幼い頃から病院通いの、手術ばかりの人生だった

    親も何度も手術をしてきて、病弱な子を残していけないと言う親の思い

    小さい頃から病気ばかりでかわいそうと言う思い

    そんな親の思いが、子の人格を育て、親には甘えられる唯一無二の存在

    親がいなければ自分の存在も危ぶまれる

    親にだけは自分の存在価値を見出せる

    決して長い人生ではなかった

    幸せと言える人生だったのかも、分からない

    でも、どんな人生であれ生きたい様に生きるしかないのだろう

    そういう意味で言えば、この親子は生きたい様に生きて幸せだったのかも知れない

    答えは二人にしかわからないけれど

     

    天涯孤独になった親御さんへ、

    何かあったらいつでも相談に乗りますとだけ伝えてステーションへの帰路へつく

    | ショチョーW | 01:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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