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ふれあい広場

東京ふれあい医療生協 ふれあい訪問看護ステーションの公式ブログです。

ステーション内の出来事などなど、面白おかしく紹介します。


認知症の方の凄さ
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    ランナーAです。

     

    軽度認知症の方の訪問に伺った時の出来事です。

     

    何の前触れもなく

    突然、私の肩をポンっと叩き

    『クヨクヨしないの〜!』

    その目は真っ直ぐ私を見ている

    『クヨクヨしたって、仕方がないことあるよ〜!』

    『80年も生きてると、色々あるんだよ〜』

    『だからさ、僕はさ、明るくしてんの!!ねっ!!』

    満面の笑みで私を見ている

     

    なぜ突然そんな話をするんだろうと

    その時は思わなかった

    ただ『そうですよね・・』と答えた

    あの日、訪問してバイタルを測って

    一緒に薬をセットして

    次回の訪問の約束をカレンダーを見ながら確認して・・・

    たわいのない話をした・・それだけだ

     

    でも、お爺さんは

    紛れもなく私を見ていたことに後で気づいた

     

    私の言葉でもない

    行動でもない

     

    私を見ている

     

    認知症の方の凄さを感じた

     

    いつも思う

    私たちは、認知症の方の前では丸裸だ

     

     

     

     

     

    | ランナーA | 10:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    張りつめた糸
    0

      ランナーAです。

      更新したいのに、更新できない日々・・。

      書きたいことは覚えているうちに・・と思うのに

      こんなに時が経ってしまいました。

       

      私にとって重大なミッションのために

      ここ数か月、仕事以外はその事ばかり考えておりました。

      元々、気分転換が苦手で、そこを変えたいと思い

      数十年経過しています。

      認定の教員には『それじゃ、パフォーマンスが上がらない!!』

      と言われておりました。

      利用者さんのために

      自分の力を最大限に発揮するためには

      自分自身を整えることが大切だという事を教わりました。

       

      自分のためじゃなく、利用者さんのためなら

      できるかもしれない

       

      ミッション終了前日

      頭は興奮しているから覚醒しているのに

      身体が地を這うように重くなりました。

      年々重力との闘いを感じてはいるものの

      そんなんじゃないこの感覚・・・

       

      90台の夫を介護しているお母さん

      『熱が出ると、失禁するのよね』

       

      失禁する・・。

      わかるほどの体の重さと感覚の不安定さ・・。

      『ね・・熱!!??』

       

      殆ど使うことのない自宅の体温計は電池もあやしい状況

      そんな体温計の叩き出した数値に愕然とする・・。

      『38.7』

      体温計がおかしいのか・・・

      私がおかしいのか・・・

       

      おかしかったのは私でした

       

      流行りものをもらい

      年度初め早々の長期休暇になっています

       

      今日は、小学生の頃から私の弁当を食べて

      大学を目指した長男の入学式

      高校時代に挫折を味わった彼は

      挫折の中で光を見出し、自分の道を決めた

       

      挫折すること、失敗すること

      大事だな・・

      失敗したことって

      強烈に記憶に残る

      失敗から学ぶ事の方が多いというけれど

      本当だと思う今日この頃

       

      夫のスーツを着て入学式に行った長男を思う

       

      買ってあげようと思っていたけど

      たまたまサイズが一緒だったのよ・・

      クリーニングは済んでます・・

      何もできない母ですいません・・

       

       

       

       

       

      | ランナーA | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      認知症ケアの実際
      0

        ランナーAです。

        昨日、『訪問看護ステーションにおける認知症ケアの実際』

        について話す機会がありました。

        この講座のために何カ月もかけてきましたが

        棒読み講座になってしまい

        かなり反省しています。

        有名な先生方の著書を何冊も読んで

        その言葉を盛り込んで作った原稿。

        言葉に感銘を受けて伝えたい私の気持ち。

        でも、その言葉は私のものではない。

        だから話していても自信がない。

         

        日々行っているケア時の私の正直な気持ちとか

        こんな成功体験や失敗体験があったとか

        そういう事が大切だったのではないかと

        土手を走りながら考えた。

         

        認知症ケアの正解は利用者さんがもっている。

         

        支援に拒否的な利用者さんの気持ちに近づいて

        環境を整える方法。

        それはこれなんですなんて言えない・・・。

        言えないのが認知症ケア。

         

        全国各地から、高いお金を払って、時間を作って

        来て頂いているにも関わらず・・・。

        ため息ばかりです。

        反省ばかりです。

        でも、飲んだくれて一晩寝たら

        『このままへこんでていいわけがない!!』

        『リベンジする!!』と思った。

        転んで転びっぱなしじゃなく

        今回の反省を学びとします!!

         

        昨日、聞きに来てくださった皆様

        本当にありがとうございました。

        &すいませんでした。

         

        明日からの認知症ケア

        利用者さんに『私はあなたが大好きです!!』

        『あなたが安心できるために、あなたがほしい鍵を見つけます!!』

        『だから、そのままのあなたを私に見せてほしい』と

        伝え続けて下さい。

        それが私の願いです。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        | ランナーA | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        年賀状
        0

          2018年 スタート

           

          ランナーAです。

           

          今年の年賀状は私に感動をくれました。

          私の手元にはこない年賀状。

          ステーションの職員に数枚だけ送られた年賀状。

           

          精神疾患の方と作りました。

           

          自宅で息をひそめるようにひっそりと暮らしている彼。

          2年間、色々な話をしてきました。

          入院が嫌だから、薬で陽性症状を抑えている。

          心が動く事はない。

          「嬉しいとか、悲しいとか、何もない。」

          そう話す彼が私たちに望んだこと。

          それはマッサージでした。

           

          きっかけは腰痛があるという話から始めたマッサージ

          なにか、他に楽しめることはないか考え、提案するものの

          「何もやりたくない」

          そんな日々でした。

          そんな中で一つだけ変化がありました。

           

          看護学生や医学生の受け入れです。

           

          彼は、自分の病気について、薬の効果について

          わかりやすく説明ができます。

          言葉で説明ができない同じ病気を抱えている方の辛さを

          代弁できること。そこは強みであると伝えました。

           

          年末、看護学生と同行した際、

          年賀状を作るための小道具を鞄に忍ばせて行きました。

          マッサージを受ける以外の何かをやるという事。

          頑なに拒んできたため、ダメで当たり前だと思っていました。

          「やってみよう!!」と話す私に少し難色を示していたものの

          看護学生も交え、消しゴムハンコを押す。

          「これ!!すごくいい!!」

          「ここはインクが強すぎ〜!!」

          と言いながらの年賀状作りを行いました。

           

          『普通の人って、こういうテンションなんですね』

           

          少し笑いながら話す彼。

          言葉の裏側を読む。

           

          熱いものがこみあげてくる・・・。

           

          私にはこない年賀状

          年賀状以上の私へのメッセージ

          受け取りました。

           

          今年もよろしくお願いいたします。

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          | ランナーA | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          行き詰まる
          0

            ランナーAです。

             

            行き詰っています。

            その日の私は最悪でした。

            周りの人の気持ちも考えずに毒を吐きました。

            毒を吐いて、その晩、後悔が津波のように押し寄せてきました。

             

            こんなんじゃダメだ・・・

             

            どうしたらいいのか先が見えない

            認定同期に打ち明けました

             

            認知症者の支援って

            正解は認知症の方だけが持っている

            私たちが正解を持っているわけではない

             

            言葉がない認知症の方のその人らしさ

            その人らしさを大切に思う時に出てくるのは

             

            『・・・かもしれない。』

             

            沢山の『かもしれない』があって

            方向性が見えてくるのではないか

            皆で『かもしれない』を出し合うこと

            それを皆で考える過程が大切だということ

             

            きっかけをつくることをすればいいんじゃない?

             

            同期のありがたさ・・・。

            彼女は私よりも、ずっとずっと大変な場所で頑張っている。

            いつもそれを言うと

            『大変なのはみんな同じ。大変なことの質の違いはあれど

            大きさに変わりはない。』と話す。

             

            かっこいい・・・

             

            いつも助けてくれてありがとう

             

             

             

             

             

             

             

            | ランナーA | 13:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            ユマニチュード
            0

              ランナーAです。

              先日、あじさい荘にてユマニチュードの講座を担当させて頂きました。

              仕事が終わった18時からの90分間の講座で

              皆さま、お疲れの中、私の話に耳を傾けて頂きまして

              ありがとうございました。

              前回の講座での反省もあり

              原稿の棒読みは避け、スライドを見ながら伝える方法とし

              また、時間調整が入っても問題がないよう

              ユマニチュードだけでなく

              認知症ケアの際に重要だと思ったスライドも

              追加準備して臨みました。

               

              スライドの内容を話ながら

              日々起こる出来事を思い

              過去の自分を振り返る機会となり

              言葉に詰まりました・・・

               

              『私は、認知症を深く学ぶまで

              認知症の方のできないことばかり見てきました・・・。

              認知症の方のできることを見ることをしてこなかった。

              認知症ケアで大切なことは

              その人のできることを見ること

              できないことができるようサポートすること

              本人に気づかれないよう、さりげなくサポートすること

              自信を取り戻してもらうことが大切だということ・・・。』

              話ながら申し訳なさが突き上げてくる・・・

              涙が止まらなくなりました。

               

              認知症を知らない私が訪問していたこと

              学校に行って気づけたこと

              認知症を伝えることの大切さ

              人に伝えることの難しさ

               

              2月の講座に向けて

              毎週末パワーポイントと格闘しています

               

              頑張りますので聞きに来て頂けますと幸いです。

               

              『認知症をめぐる動向と訪問看護』

              〜とらえ方とかかわり方を学ぶ〜

              H30,2/17  10〜17:30  アクセス青山フォーラム

               

               

               

              | ランナーA | 20:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              ユマニチュード
              0

                ランナーAです。

                 

                先日、オレンジほっとクリニック 介護者ほっとステーションにて

                ユマニチュードの講座を担当させていただきました。

                ユマニチュードの講座は今回で二回目となります。

                一回目はヘルパーさん向け講座2時間枠でした。

                今回は、認知症介護者様向け30分枠だったため

                大幅に内容を削減する必要があり、

                出会いから別れの5つのステップを外した

                ケアの4つの基本のみとなりました。

                 

                前回も思ったものの

                人に伝えることの難しさ・・・。

                 

                講座開催が決まってから数か月

                本、文献、ユーチューブ・・・。

                ユマニチュード三昧であるものの

                自信はソコソコ・・・。底そこ・・・。

                 

                ご家族から

                『家族だからこそ、やりにくさがある。』

                とご意見がありました。

                前回のブログ同様。

                家族だからこそ違和感があるほどに強烈に伝える

                『あなたを大切に思っている!!』

                 

                最終的に話になったのは

                『できるできないは別にして

                知っている、知らないでは大きく違う』ということ。

                 

                ジネスト先生が最も伝えたいことは何だろう・・・。

                実践技術よりも、基本理念の中の

                『ケアを受ける人がもつ能力を奪わない』ことなのではないか。

                 

                認知症者の生きる力を奪わない

                生きる思いを強化するということ

                 

                講座でのご意見、アンケートありがとうございました。

                ユマニチュード三回目の講座までになんとかせねば!!

                気合が入りました!!

                今日もパソコンとにらめっこです(笑)

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                | ランナーA | 20:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                犬と小学生
                0

                  ランナーAです。

                   

                  犬の散歩をしている男性の脇には

                  小学生の列があった

                   

                  集団登校なのか

                  10人ほどの小学生

                   

                  犬を連れて歩く男性は

                  にこやかに小学生と話している

                   

                  涙が出そうになる

                   

                  出勤途中の風景

                   

                  彼が母を介護していた時代を知っている私

                   

                  母ひとり 子ひとり

                   

                  母の苦悩も息子の苦悩も知っている

                   

                  当時は

                  こんな穏やかな表情ができない状況だった

                   

                  息子に世話をかけたくない母

                  母のできなくなる部分を受け入れるのが辛い息子

                   

                  何もかも投げ出してしまいたい衝動にかられる息子

                  存在価値が揺らぐ母

                   

                  でも、親子はお互いを思いやっていた

                   

                  入所した母・・・

                   

                  数年経ち、今わかることは

                  飼っていた犬が別の犬になったこと

                  その犬を連れて、息子さんは毎日散歩をしていること

                  小学生と喋っていること

                   

                  穏やかな表情からは想像できない

                  孤独な介護の過去

                   

                  孤独ではないことを

                  私たちがいることを必死に伝えていた私の過去

                  当時の私は、息子さんのSOSに応えられていたのか・・・

                   

                  今、小学生と楽しそうに喋る彼を見ると

                  あの頃、この表情にできなかった自分を振り返る

                   

                   

                   

                  | ランナーA | 20:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  ユマニチュード
                  0

                    ランナーAです。

                     

                    ユマニチュードの講座を担当させて頂きました。

                    講座開催が決まってからの数か月。

                    認定の友人に泣き言を言いながら

                    励まされながら

                    なんとか作った講座・・・。

                     

                    実際にユマニチュードを現場で行ってみて

                    思わぬ反応に出会うことが多く

                    やはり魔法なんじゃないかと思わされた

                    ユマニチュード

                     

                    人間は動くものである

                     

                    動きを抑制することはあってはならない

                     

                    その理念は

                    認知症ケアで度々出てきます

                     

                    目を合わせること

                    話かけること

                    触れること

                    立つこと

                     

                    普通なのにできていなかった自分を振り返る

                     

                    実際にやっている私に家族が気づいた

                     

                    「そうやってやればいいんだ!俺、話かけないからな・・・。」

                    「協力してくれたら、ありがとうって言えばいいんだろう!」

                     

                    妻に声をかける「ありがとう!!」

                    妻は夫に「バーカ!!」

                     

                    夫と共に笑った

                     

                    家族だと違和感があるほど強烈に伝える

                    『あなたを大切に思っている!!』

                    それを伝える技術

                     

                    棒読み講座からの脱出

                    タイムリミットは二日・・・。

                    明後日、中央区で区民講座をやります。

                    『地域づくり』

                    難題に挑む自分。

                    落ち込んでいる場合じゃないです。

                    頑張ろう!!!

                     

                     

                     

                    | ランナーA | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    過去からの手紙
                    0

                      ランナーAです。

                       

                      認知症が進行し、言葉でのコミュニケーションがとれなくなり数年。

                      自宅で介護をしているご家族。

                      本人の気持ちが読み取れない・・。

                      一方通行の言葉・・。

                      自分の思いが伝わっているのか感じ取ることも難しい状況。

                       

                      そんな状況の中に突然現れた。

                      今は言葉のない本人から送られた過去からの手紙。

                       

                      その手紙には、認知症を発症した時の苦悩が書かれていた。

                      そこには、

                      自分の状況に絶望しながらも

                      家族の事を想うやさしさが溢れていた。

                       

                      長い療養を支える私たちの活動も

                      この手紙のように未来の家族に本人の思いを伝えることになる。

                      本人の語る言葉を多く残しておかなくてはと

                      思わされる出来事だった。

                      | ランナーA | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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