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タグふれんず

ふれあい広場

東京ふれあい医療生協 ふれあい訪問看護ステーションの公式ブログです。

ステーション内の出来事などなど、面白おかしく紹介します。


手の力から伝わるもの
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    がんの方の依頼が多い中、週末金曜日に退院するので訪問看護に入ってほしいと
    木曜日に電話が鳴りました・・・。介護保険の使えない年齢のガン末期・・・
    話を聞くと、治療のため入院したけれど意識レベルが悪く末期状態のため
    明日退院させたいと
    家族が何もできないなら帰したいと言っていると。

    退院させるにあたり家族の不安も強いため訪問看護をお願いしたいとのこと
    いつもこんなだよ・・・・もっと早くから訪問看護入れてくれてたら

    言いたいことは
    渦巻くほどあるけれど、まずは話を聞こう
     

    ずっと幸せだと思っていたAさん、本当はひどい仕打ちを受けていたらしい

    そして、親御さんも知らない内に福祉のお世話になっていた・・・。

    どうして・・・帰したい・・・・

    その願いをかなえられるのは、訪問看護しかありえない

    初回訪問、お宅に訪問するとお母さんが「待ってたんです。どうしようかと思って
    トイレに行きたがったので何とか連れて行ったけど、動けなくて・・・」
    意識レベル20との情報の中トイレに向かうと
    便座から立てないで寄りかかっているAさん。
    「わかりますか?」何とか視線が来てうなずき・・・
    「もう大丈夫だからベッドに戻りましょうね」  
    自分ではうまく首に手を回せないけど、お母さんに手を回してもらい
    何とか立たせる。でも、膝が折れてしまい立っていられない
    首もとで抱き着きながら、小さな声で「すいません・・・・すいません」
    「大丈夫、大丈夫ちょっと抱えるよ」
    体を持ち上げて、ベッドまで連れて行き何とか寝かせることができました
    ひと息ついて、意識レベルの確認や、麻痺の状態を確認
    「手握れます?ぎゅっ、ぎゅって握ってみて」
    と声をかけると、握っている手にぐっと力が籠められる
    「うん、力強いね。お帰りなさい。おうちに帰れてよかったね」
    視線がゆっくりあい、声は出なかったけど伝わってくる。
    母は、帰したはいいけどどうやって見ていけばいいのかさえ分からずに不安顔
    入院中より経口摂取ができなくなってきていたけれど、
    末期状態のため輸液も害になると説明を受けていた
    脱水状態であったが翌日医師の往診で、Mチューを入れることとなっていた
    それは家族のたっての希望だった・・・
    今まで何もしてあげられなかった
    できることがあるなら栄養だけでも入れてほしいと・・・
    しかし二日後に発熱
    往診を呼びはしたが、来るまでに時間がかかると言われ
    その時間も待てないほど不安で不安でステーションに
    電話をかけてきました。
    すぐに訪問し、呼吸状態がかなり悪い状態で悩んだ末に
    再度入院・・・・。
    救急車が来るまでの少しの間、最期どこで迎えさせてあげたいか
    本人がもうわからないかもしれないけど、でも聞いてみて・・・
    ご両親と本人と入院中に考えてみてください
    そう言って救急車を見送る・・・・
    病院から状態は若干良くなったけどこれ以上は回復は見込めない
    家族の希望で、栄養の経路としてCV増設してから退院しますと。
    バルンに、HOT、CVが入っての退院の予定でした
    ですが、もう1週間持たないかもとICが両親に行き
    そのまま病院でお看取りになりました。

    お母さんよりお電話をいただき「本当にお世話になったから
    お礼が言いたくて・・・。今家にいますと」
    お焼香をあげに訪問させてもらいました。
    おばあちゃんも来ていて、
    「優しい孫だったんだよ。いつも気にしてくれて・・・
    おばあちゃんが代わりにになってやるよと言ったら、おばあちゃんが
    元気じゃないとダメでしょって言うんだよ・・・」
    田んぼ仕事のせいか少し焼けた顔で、
    ずっとずっと働いてきた農家の仕事をし続けた小っちゃいけど厚みのある

    その手が、ぐっと握られる

    「じゃぁ、元気でないといけないね。ずっとずっと元気でいてね。」

    焼けた顔をクシャットさせ、泣き笑い・・・

    お孫さんの荷物を整理していたら、日記が出てきたと

    「親より先に行くなんて親不孝・・・

    明日も目が覚めるかな、覚めるといいな・・・」

    闘病は長い期間あったようです。
    何度も何度も希望をつなぐ
    入院して、元気なときはじゃんけんぽんをやっていた
    その手に希望をつかみたくて、ずっと頑張ってきたんだろうな・・・
    初めて会ったとき握ってくれた手の力が忘れられません。
    生き抜くための力を感じさせてもらいました。
    もっと早く出会えてたら・・・・
    その手に私たちも力を与えてあげられたかもしれないのに
     


     

    | 訪問看護 | 02:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    思い出の曲で・・・
    0
      長年ふれあいでかかわってきた方が亡くなりました。
      難病を患った夫のために、療養しやすい部屋はどうしたらいいのかと、
      今でなく、先々動けなくなった時のことを考えてのリフォーム。
      自宅療養されている同じ病の方々を訪問し、療養場所を自分の目で見て、
      何が必要なのか、どうしたら心地よく過ごせるのか、誰もが介護しやすい環境はなど、
      考え抜いて作られた部屋は「病室」と呼ばれていました。
      難病は悲しいかな進行していく病気・・・。
      最期まで生き抜くことを選び、胃廔、バルン、気切、人工呼吸器
      を着けながら生きてきました。
      前頭側頭型認知症もあったため、全ての意思決定は
      病室を考え抜いた妻に委ねられていました。
      どんなに結果も妻が受け止める。
      全責任を妻が負いながら様々な選択を繰り返し、妻のそばで逝かれました。
      選択の前には、不安が渦巻く・・・本当にこれが最善か?
      医療者に委ねたいけど、決めるのは自分。
      だから医療者には自分が決めたことを支持して欲しかったのではないかと思うのです。
      これは?あれは?こう思うけどどうだろうか?
      医療者からOKをもらったことは、全ての介護スタッフに同じようにして欲しい
      それは、医療者から太鼓判を押された間違いのないケアだから
      病室は、皆が同じように見れるように、妻が書いたお知らせや、手順書など
      壁の隙間という隙間に張り巡らされていました。
      ケアの空いた時間はさすってあげて欲しかったり、好きなTV、
      好きな曲を流してもらったり、常に声をかけ続けてもらって・・・・
      何十人というヘルパーさんたちに注意を払い、
      起こってしまった事故なども、ちゃんとお知らせをだし、
      原因を知らせ、どうしていくかの解決策まできめ細やかでした
      だからどんなにか疲れたでしょう。
      なので、ほとんどの時間を介護スタッフに委ねてはいたけれど、
      心はいつもそこにありました
      肺炎を繰り返し、もう緩和を選択しようとすべてのサービス事業者を集めて決めたけど
      やっぱり、少しでも長く生きていてほしい・・・
      もう長くないことはわかってる。
      少しでも苦しくないように、少しでも回復ができないかをもがき続け
      何度も何度も、質問を医師にしてきて
      わかってはいても、もうその時期がまじかに迫っていることを肌で感じたとき、
      悲嘆を感じない人はいないでしょう・・・
      考えただけで悲しい・・・
      それでも最期はやってくる
      2ステーション入っていたので、もう一つのステーションでは
      リハの方が沖縄の楽器を持ってきてくれて、
      楽しく合いの手を入れながら最後の時間を過ごしたそうです。
      最期までいい時間を作ってあげたい
      脈や、酸素飽和度が乱れた中、ふれあいの訪問日
      ケア中はかろうじて安定していました。
      ケアを一緒にしながら、どんな人だったんですか?とヒストリーを聞き、
      笑いながらの時間だったようです。
      そしてその午後、ヘルパーさんと好きな曲をかけてあげようと、選曲・・・
      好きだった歌手のCDをかけ、3曲目で逝かれたそうです。
      最期に聞きながら逝った曲は、
      二人の結婚式の時に嫌々だけど歌わされた曲だったそうです
      きっと頑張った奥さんのために、ご主人も最期まで生きたんだと思うのです。
      だから二人の思い出の曲で逝きたかったんじゃないかと思うのです
      二人のなれ初めの曲は、別れの曲にもなりましたが、
      忘れられない二人だけの思い出の曲になりました。
      亡くなられた時は泣かれていたようでしたが、
      翌日訪問した時には、笑顔で出迎えてくれました。
      亡くなられると、私たちはもうパッタリと訪問しなくなってしまいます。
      私たち訪問看護師も悲嘆を抱えることもあります。
      でも、いいケアができ、家族から最期までいてくれてありがとうと言われることで
      私たちの悲嘆は軽くなると思います。
      ふれあいの関わってくれたスタッフにとっても
      忘れられない人たちになりました。
      長い間ありがとうございましたニコッ


       
      | 訪問看護 | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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        認知症のご夫婦の新規依頼手二人暮らしのご夫婦。
        夫婦の訪問増えてきたなぁ〜〜
        依頼内容は、内服管理で30分ずつ
        30分は〜〜〜〜〜いやぁ〜〜〜〜ゆう★
        病名は、奥さんは筋骨格系の疾患で痛みがあり内服中。
        ご主人は、ペースメーカー挿入中、内服できてない。
        認知機能障害はご主人の方が進んでいました。
        夜中に起きて探し物、奥さんが買いに行けない買い物を
        自転車でかいに行ってくれる優しいご主人ですハート
        そして、また同じ買い物リストのメモを見てお買いもの
        同じものが増えていく。ご主人は奥さんのためせっせとお買いもの。
        ADLは自立していました。

        初回訪問で担当者会議。週何度か遠くから食事の作り置きなどをしに
        通ってくる家族とお孫さんと玄孫ゆう★
        丁度訪問診療の先生も診察してくれ、奥さんは痛み止めは、
        むくみの原因にもなるから頓服にすることとなりました。
        内科的なお薬はほぼなくて、下剤は自己調整できていました。
        ご主人は、循環器系のお薬を持っているだけで飲んでおらず。
        心エピソードもなく内服は飲まないでよいとの指示が出ました。
        やや怒りっぽいとのことで、抑肝散処方されました。
        お薬管理・・・・それだけでよいのかエリザベス
        会議の中で、今回初サービス導入であると。
        地方から通ってくるのも大変なので、少しずつ家族がしていくことを
        サービスで行えるようにしていくこと。
        老夫婦二人暮らしが心配な家族は、看護師を入れることでの健康管理を望んでいました。
        訪問介護もまずは週1回から開始。
        訪問看護の訪問の目的は?薬だけではありません。
        認知症があっても、夫婦らしく生活していくために、そして家族の負担も軽減できるように。
        一緒にきているお孫さんが来ると夫婦二人の入浴介助をしているそうな。
        でも春には職場復帰をするので来られなくなるので、
        本当は入浴もして欲しいのだと。
        そこで、奥さんは痛み止の内服状況と痛みの評価をしつつ、
        ADLの維持を目的として入浴介助を訪問看護でしていくことになりました。
        座っていることも多いので、むくみもあるから循環改善にもなるしね。
        ご主人は・・・ご家族もどうだろうと「入るかな〜〜〜?」
        春になってからではすぐに移行できないかもしれないから、
        今からチャレンジしてみましょうということになりました。

        そして次週訪問した際、当然のことながら誰だ!?おい
        そこで失敗してしまった私、いきなり今日はお風呂のお手伝いに・・・
        『頼んでないマジで自分勝手にするんだからいいんだエクステンション何の金儲けだ帰れ〜〜』
        ガラス戸をピシャンと開けられ腕組み
        すぐさま、嫌なことを無理にはしませんと言い、奥さんのケアに移行。
        その間どこかへふらっと出て行ってしまいました・・・。
        あ〜〜やっちまった。失敗したなぁ。先に看護師であることを意識させてから
        もっと緩やかにすればよかったと反省したけど後の祭り。
        仕方ない一からやり直し・・・。
        何かあると工場の一室にこもるという奥さん情報から、血圧計を持ち、
        ステートを首からさげて、いざ・・・・kyu
        身体だけは見せてくださいとお願いし、V/Sを測りながら、体の話を聞き、
        元気なんだという言葉を継いで、お年を聞きだし、大変な時代を生きてきたことに触れ、
        その当時の仕事の話を聞きき、聞き、聞き・・・。
        お部屋に戻りましょうかの促しに腰を上げてくれて、お部屋でご夫婦と一緒に話しながら
        奥さんの入浴介助へ・・・。
        入浴後奥さんからさんざんぱら・・・「いうこと聞かない」
        「○○に怒られるから。あれだけ言われてたのに・・・。怒られるから」
        ご主人は「・・・・・。」
        初回の訪問は二人で2時間かかってしまったけど
        最後はご主人もにこやかに笑ってくれて
        「また来週きますね」に、今度は帰れzの扉を開けるのではなく、
        お見送りの扉を開けてくれました。ゆう★
        | 訪問看護 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        家族の力
        0
          先月途中で、常勤スタッフが家庭の事情で辞めてしまいました汗
          ステーションで人が辞めるってものすごく大きなことですよねふふっ。
          そもそも訪問看護を続けていけるかどうか・・・
          これまでの傾向を見ると、3年を過ぎれば家庭の事情以外は辞めないでいてくれます
          訪問看護の楽しさをわかって来ると辞められないものですハート
          私がその口ですので・・・
          いろんな人がいますから一概には言えませんが、
          訪問看護が好きでないとなかなか続けられないのも
          訪問看護ですよねクローバー
          そんな7年も育て上げたスタッフが辞めたということは、
          痛手は大きいのですよガーンネコ
          そして、物理的にも一人の看護師が担当していた訪問を
          振り分けなければなりません。
          そりゃ大変さゆう★毎日訪問の嵐・嵐・嵐 オ〜〜〜イェ〜〜〜イ矢印上

          オ〜〜〜イェ〜〜〜イななか、とある病院から昼過ぎに急遽の依頼
          癌末期のかた、亡くなる前に一度は家に帰したいと・・・。
          HOT,バルン、輸液しているので輸液交換をお願いしたいと
          今日か、明日かなので、何かあればすぐに受け入れはしますので
          対応してもらえないかと・・・
          悩む悩む〜〜〜〜看取りは病院と分かっていて受けるべき?
          どうしても帰りたいを叶えないで家族はどう思うのか?
          受け入れ側は確かに大変だけど、家での看取りではないけど
          きっとこんなケース受け入れ困難ケースだよね〜〜〜エリザベス
          悩む悩む・・・・ステーションも人が辞めて大変な中
          行けるのかマジで???
          悩む悩む・・・短いなら頑張れる・・・やろうと決めたエクステンション
          で、どこにお住まい???  「○○です」
          「・・・・・・・」エリア外Docomo_kao20  
          急いで地図を見る。行けなかない・・・遠いけど。(30分かかるかな?)
          でも決めたことだし、エリア外で今になって駄目じゃ、
          連携室も困るだろうし『頑張ります」 
          受けてしまった〜〜〜〜Docomo_kao8
          指示書、注射指示箋早急に手配してもらい、夕方17時過ぎに帰りますと汗

          帰ってきた方は、全身浮腫で末梢輸液
          点滴指示は1日2000ml・・・・
          嘘でしょ?今日持つか持たないかの人の指示が2000ml・・・
          そりゃ苦しいよ・・・。可哀そうにとつい思ってしまった。
          家族は、大勢で迎え入れ、ベッドへ。
          当然のことながら、介護用ベッドはまだ入ってない・・・。
          状態が悪いからと、認定調査を昨日中止にしてしまったと・・・。
          参った・・・・。すぐ褥瘡だよ・・・可哀そうにと、また思ってしまった・・・
          とりあえず、全身状態の観察と、医療的なものの確認、管理体制を整える。
          物品を確認・・・。刺し替えようの針、テープない・・・・。
          まぁ、今日明日と思ってのことでしょうと思うことにしたふふっ。
          契約をし、これからの確認を家族としていった
          病院側から言われたことを伝える
          「病院で看取ります。何かあれば病院へ運んでください。
          万が一、気付かずに亡くなったとしても、病院の名前を出して
          救急隊に言ってもらって構わない」と。それでいいですねと確認すると
          「救急車は呼んじゃダメって言われました」(そうでしょうとも・・・ホントはね)
          「家にきてくれる人がいるからだ丈夫だからって言われただけ」
          「知り合いの情報で○○クリニック、○○訪問看護ステーション聞いている・・・」
          「・・・・・」病院で看取るんじゃないの?家で看たいの?
          よくわからないままの退院だったんだろうなゆう★
          家に帰したいの一心だたのだろう。
          情報を整理して、どうするか決めていかなければ・・・涙
          この状態で家で亡くなるとどうなるのか・・・・
          困ったことにならないためには、亡くなる前に搬送すること。
          夜中で気付かないうちに逝かれた場合、救急車は呼べないこと。
          でも看取りも医者がいないからできないこと。そうなるとやはり、
          残念な結果を生んでしまうこと。
          そうならない為には、病院で看取るにしても、万が一ことを考え
          家で看取れる訪問診療を入れておくこと・・・。
          3パターンをはなした・・・。家族総出・・・。
          今日亡くなる可能性もあるけど、
          早急にどうするのか家族で話し合っておくよう伝えてた
          それ以外では、早急にベッド、エアマットは必要だから
          CMを決めないといけないと説明。明日必ず近くの包括へ行って
          事情を説明しケアマネを依頼することを話し、
          緊急の携帯を教えて、20時半にステーションに帰ってきた。
          どっと疲れたけどどうなるのか・・・・明日の家族の決定を聞かなければ。
          とりあえず輸液は絞ったので、明日医師に輸液量の検討をお願いしなければ。
          次の日、ケアマネが来てくれた・・・よかった早くてkyu
          家でお会いでき、今日にでもベッド、エアマット入れてもらうようお願いする。
          また、痰も増えているので吸引器と、点滴台(輸液かける場所がない)手配をお願いした。
          そして家族と相談の結果を聞く。病院に運びますと。
          念のため訪問診療入れておき、万が一の家での看取りでも対応できるようにした。
          主治医に、輸液量の検討と、訪問診療を入れることの同意をしてもらった。
          電話に出てくれたのは、病院長で超緊張したけど、
          輸液量は半分・・・それでも多いくらいだから看護師判断に任せると言ってもらえた
          訪問診療についても、ぜひそうしてくれと同意してもらえた。
          良かった〜〜〜。これで取りあえず形は整った・・・Docomo_kao8
          後は、家族のグリーフケアと、本人の苦痛の緩和に努めよう・・・
          相変わらず、家族総出で看ていてくれた。
          今の状態は輸液量も多かったので、むくみでつらいから、輸液を減らすことを説明。
          「そう思ってたのよ・・・」と納得してくれる。
          傾眠傾向ではあったものの会話はできた。「痛くない、苦しくない」
          それを聞いて家族はホッとした様子が見られた。
          「苦しいことになるのが一番やだったから、だったら病院にいかせようと思ってたんだ」と。
          何度となく、「苦しくないの」と看護師に聞いてくる。
          一つ一つ説明し、輸液を絞っても尿が出ているし、むくみが引いてきているから
          楽になってきているよと説明。
          「本当だよね?指切りげんまん」小指を絡める
          「あんたの言うことは信じるよ」そう言ってくれた。
          退院後2日目に訪問診療の医師が診察してくれた。
          先生が来たことも大きな安心になっていたようで、
          先生からも、苦しい時は表情が変わってくる。今は穏やかに寝ているから
          「大丈夫」と言われ安心して、顔を覗き込んでいた。
          輸液をかなり絞ったことで、むくみがどんどん引き、
          時折目をぱっちりとあけ、家族との会話もしていたと。
          お孫さんたちも学校に行く前に「行ってくるね〜〜〜」頷く・・・
          日常が戻りつつあった。
          そして家族の変化も・・・。
          泣いてばかりいた介護者も、笑顔が見られるようになり
          何かできることはある?
          介護者の作ってくれた陰洗ボトルでおしもを洗ってあげた。
          「お湯の出方がちょうどいいよ?上手に作ってくれてありがと」と伝え
          「まだ足がむくんでるしマッサージしてあげてね」
          病院に入院してた時は、毎日してあげてたんだと嬉しそうに話してくれた
          「もう泣かないよ。この人に言ったんだ。もう普通の生活に戻るよ。
          いいよねって。だから今日からお化粧もしたの」と笑顔。
          訪問の時に、二人のなれ初めや、どれだけ大切な人なのかのろけ話を
          さんざん聞かされた。こっちまで幸せな気分になってくる。
          愛されてるな〜〜〜。兄弟や、仲の良い人がいつもいて、
          お孫さんも入れ替わり立ち替わりきてくれた。
          気が付けば、明日で退院1週間。
          出血傾向が強くなり、多臓器不全の状態は進行はしていたが
          幸いにも苦痛はなかった。途中、輸液もOFF とした。
          明日が退院1週間と言う前の日のお昼過ぎから、声をかけても
          起きなくなったと・・・。昼前は頷いてたんだと。
          もうじきかもしれないことを伝えてた日の夜中
          家族が寝ている最中に旅立たれた

          オンオン泣いて、みんな泣いて、みんなで体拭いて
          介護者はベッドに一緒に乗って添い寝する。
          すっかりむくみが取れたお顔は、痩せが目立ってしまっていたので
          少しお顔を整えて、薄化粧。
          「頑張りましたね〜〜。皆さんも、○○さんも。」
          服にはこだわりがなかったと、いつも来ていた普段着に着替え、
          痩せちゃったね〜と言いながらズボンを履かせ、愛用のベルトをした。
          日が昇る前にお暇してきました悲しス。

          病院看取りのつもりでの訪問だったけど、家で看取れたのはなんでかな?
          まだいけるのにと思ってても、無理って早々と判断してしまう家族もいれば
          今回のご家族のように看取れる家族もいる。
          どんな結果になろうとも、私たち訪問看護師は
          正確な情報と、選択肢を説明し、その決定に寄り添って看護する
          この家族を見ていると、やっぱり家族の力は凄いなってつくづく思わされた。
          家族の力を引き出したり、支えたりすることで家で看られないと思ってても
          変わってくる姿を見られて訪問看護師冥利に尽きたケースだったにじ
          私たちの専門性ってここにもあるんだろうな
          家族を看る、観る、診るあ
          辞めたスタッフも家庭のことで辞めたけど、
          看護師だって家族の中の、母、妻の役割がある
          役割が担えないとつらくなる。家族を強くするのはそれぞれが
          それぞれの役割を全うできているときだろうな。
          頑張ってその役割をやりきって欲しいですクローバー
           
          | 訪問看護 | 03:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          ここにいる意味
          0
            自己免疫疾患の方が長い長い入院の末、
            やっと家に戻ってきました。
            担当の看護師ではがきを書いて、「早く戻ってきてね」「待ってるよ」
            そう書いていました。
            胸に水が溜まりなかなか抜けません。
            体中痛くて仕方ありません。
            長い入院は痛みと苦しさの日々だった。
            自分でもそう長くはないと感じ、家に帰りたい
            家族も一回は帰してあげたいと思ってくれてやっと実現した退院。

            お正月は家で・・・。
            退院して孫がいたり、日に当たったり、ベランダの花が見えたり・・・
            病院じゃできなかったこと。本当に些細なことだけど
            それが幸せ
            昨日訪問したスタッフから本人の言葉を聞いていました。
            「もっとはやくあっちに行きたかったのに連れて行ってくれなかった」
            「あの人は孫を見れなかったから、自分に孫を見ろって言ってるのかな?」

            だけど、年末の連休前からまた状態が悪くなってきて、
            オピオイド開始
            昨日緊急訪問に呼ばれて行ってきました。
            本人に訪問する前から、その家族に訪問していたので
            何だか、長く合わなくてもずっと一緒にいたような感じが
            していました。
            訪問すると、久々に会い、苦しい中
            「ありがとう。相変わらず綺麗ね〜〜。ちっとも変わらない」
            と声にならない声で話してくれました。
            苦しくて、痛くて・・・・
            「もっと早く帰ればよかった・・・。いい時もあったのに」
            「もう入院はしない。実験されてた。一日おきにレントゲンとられて」
            「なんでまた苦しいの?痛い。どうすばいいかわからなくなるの。」
            なんて言ってあげたら?
            「辛かったね。でも帰ってきたよ。待ってたんだよ。会えてよかった」
            苦しく、痛い中、うんうんと頷いて
            「同じ苦しくても、病院の天井見てるよりいいよね」
            レスキューを使い、お腹が張ってるので温罨法、マッサージ
            「あったかい・・・」
            胸にメンタ湿布「昨日もしてもらった。あったかい」
            少し落ち着いてきたので「また来るね」
            視線を感じながら部屋を出ました。
            後ろ髪を引かれるってこういうことなんだろうなぁ

            病院の看護師さんが見たら何で入院させないんだろうっていう状況
            でも、ここにいたい。
            苦しい、痛い、でもここにいる意味
            みんな抱えてるものは違うけど、ここがいい・・・。
            一緒にいさせてもらえる私たちも、ここがいいと感じます

             
            | 訪問看護 | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            早期からの・・・
            0
              一人の方をお看取りしました。
              たった1日の出会いと別れ・・・泣き
              夫婦そろって風邪もひかないことが自慢なかたでした。
              診断されてからは、お子さんとどうするかの決定を繰り返し、
              症状コントロールだけで治療はしていなかったそうです。
              最期をどこで迎えるかも決めきれてはいなかったけれど、
              お子さんたちも来てくれてお家で逝かれましたDocomo_kao19

              お見送りをしたその夜、東大の死生学研究会に参加クローバー
              緩和の定義が出てきました。
              いろんな研修会に行くと必ず出てくる定義
              「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している
              患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、
              心理社会的問題、スピリチュアルな問題を
              早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)
              を行うことによって苦しみを予防し、和らげることで
              クオリティーオブライフを改善するアプローチである」

              実際はどうなの?早期に・・・・
              訪問看護の現場では、今でこそ抗がん剤治療中の方に
              訪問する機会も増えてはきましたが、それでもなお
              末期の状態になってから訪問看護が導入されます。
              私たちの訪問する末期と言われる方々は、
              見放されたと感じている事がおおいのも事実ですふふっ。
              でもそれってどうなんだろうか・・・。
              定義は早期からって書いてあるエリザベス
              早期から緩和ケアチームが関わったりしているケースってあるの?
              外来ではCNやCNSが関わることは少ないと
              聞いたことがあります。
              診断された時から痛みを感じるの
              に、そこに寄り添って
              行く人がいないの?
              言ってくれれば訪問看護師は、寄り添うのに・・・。
              治療が進む中・・・辛かったり、よくなって嬉しかったり
              でもまた打ちひしがれたり・・・悲しス。
              そこに訪問看護師をぜひ居させてほしい
              そうしたら、見放されたっておもわせないようにかかわるのにハート
              診断されたらみんな訪問看護入るっていうのはどうリボン
              ナイスアイデア〜〜〜〜〜きらきら
              きっと訪問看護師ならそう思っている人は多いんじゃないかな〜
              聞いたことはないけどさっ時々ウインクペコちゃん

              早期から・・・訪問看護師が関わっていられたら
              たった1日でのお別れなんてことはなくなると思うのです
              たった1日でも、それまでの道のりを聞きながら、
              その空白を埋めながら、看取りが家族にも自然なものとして
              受け入れられるように努めましたサキ




               
              | 訪問看護 | 07:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              訪問看護での入浴介助の目的
              0
                新規のご依頼・・・きゃvネコ
                CMさんから、以前ご利用して亡くなった方で
                とても厳格な方に似ている人ですという前情報をいただいていましたゆう★
                担当者会議では、にこやかに笑顔で話されていましたきらきら
                ところどころ、ご自分の考えを強く言われる場面は見られましたが
                丁寧にしていけば大丈夫と考えていました手

                初回訪問での入浴介助。
                退院後間もないし、浴室環境も整っていないのでシャワー浴に
                変更になりました。
                準備万端にしないといけないタイプとは聞いていたので、
                長年勤めている家政婦さんのいる日に訪問を合わせ、
                湯張りなどはお願いしていました。
                給湯器は昔ながらの24時間給湯器みたいなもので、
                湯音調整などはすぐにできないものでした
                と言うかあまり使い方が分からないもので、
                家政婦さんも「私もわからないんですよ」と。
                でも、ちゃんとお湯の温度もできていたし、
                着替え、タオル、準備万端でいざ浴室へ・・・
                が、しょっぱなから「どうやって向こうまで連れってってくださるの?」
                胸椎の圧迫骨折後ではあったけど、歩行は自立していました。
                手引き歩行していると聞いていたので、手を差出し連れて行きました。
                シャワーでのかけ湯ではなく、浴槽のためたお湯でかけるというので
                手桶でかけました。
                そしたら、「かけ湯はじゃんじゃんかけて湯冷めしないように
                しないといけないのだから、そなんでかけちゃダメじゃないの!!
                シャワー浴中ダメ出しの嵐・・・・アセアセ
                そんなに間違った介助はしてないのだけれど
                その方主導の介助であったのと、その方ならではの常識を初回で
                把握するのは至難でした_| ̄|○
                ですが、最初は仕方ありませんkyu
                次は、今日だめだしされたことを注意していけばいいのだから・・・。
                二回目は、初回で同行したスタッフと、担当となるスタッフの同行訪問
                このようなタイプにはこの二人と言う、チョイスの人選でした
                2度目も、お小言の嵐だったようです
                まぁ〜まぁ〜、2回目も初回のようなもの・・・
                この2回の轍を踏まなように、手順も紙に起こし、
                お小言言われないようにがんばろーと、緊張はしたけど
                再度ショチョーW2度目の訪問。
                ですが、いざ入ろうとすると
                「あなた、入れられるの?一番下手よ。○○病院の看護師さんは上手。
                あれがプロね。あなたはベテランなの?」
                「入れられますよ。訪問看護の経験は長くあります。ですが、T・Tさんの介助は
                慣れてはいません。」
                その後も、「看護師としてはベテランかもしれないけど、
                図に乗るんじゃないわよ!」etc
                中々お小言が終わりそうになく
                「どうされますか?信用していただけないなら入るのやめますか?」
                見かねた家政婦さんが、汗かいてるから入れてもらいましょうと促してくれ
                いざ浴室へ・・・
                気持ちを切り替え、手順を考え実施していました。
                浴槽のお湯がなくなるほどかけてかけて掛け捲る・・・
                大汗かいて・・・マスカラ剥げて・・・0口0
                そしたら、かけている洗面器のことについて何か言ってきていました。
                これはお湯があつくて、これはうすい・・・・????
                お湯の温度?うなずいては見たものの、よくわかってはいませんでした。
                顔を洗った際、くしゃみが・・・。
                何とかかんとか、シャワー浴介助を終わり(今日は体調が悪いから15分でいれてとの指示あり)
                くしゃみをしてしまったことに、激しく怒られました。
                洗面器の大きさのことを言っていたのに、直さなかったと
                意味が分かっていなかったことを正直に謝りました。
                しかも、「なんで今日は浴槽に入れなかったの?入れられないんでしょ!」と言われたので
                時間制限を言われていたことと、手すりがついていないうちはしないと
                担当者会議で決まっていたと説明。それも勝手に決めたと言われたので、
                ケアマネから言われてますと、ささやかなる反撃。
                本当にめちゃくちゃ激しく罵倒されました。
                何だか、理不尽なことも多く、正直言いかえしたい気持ちもありましたが
                「・・・・・・。」堪える。薄ら笑いで・・・。
                「慣れるまでまた来させていただきます。」ちきしょ〜〜〜おい
                いつか、あなたじゃないとダメって言わせてやる〜〜〜〜と逆燃え!!!
                しばらくは自分が行こうと心に決めていました。
                次の日、訪リハスタッフが来て、リハもせずずっと入浴介助の文句を
                言っていたと。風邪をひかされたから薬を持って来いと言い放っていたと
                報告を受けました。電話入れてくださいと・・・Docomo119逃げたいわ〜
                ・・・・。はぁ〜〜〜電話しました。
                「あなたが風邪を引かせたのだから、今すぐ薬を持ってきて謝りにきなさい!」
                往診を提案しましたが、薬だけ出せばいい、お金は払わないと・・・ムスっ
                CM,家族、訪問診療に連絡しどのような対応をするべきか相談し、
                今回は、処方箋を出してもらいこととし、今後のことはCM,訪問診療、
                家族と相談するということに。
                家族は心得てくれていたので、薬局での清算を後日していただけることとなりました。
                処方箋を薬に変え、30分ほどでうかがう旨を電話すると、
                下のポストに入れといて頂戴ですと・・・泣

                ケアマネからは、いつもの事なので・・・しぶっ4
                本当に嫌なら、ひたすらケアマネに電話かけてくるから平気ですと
                軽く言われました困る
                正直悩みました。きっと既に私はターゲットになっている。
                私独りが行ってもいいが怒りは再燃し続けるだろうと・・・。
                その後は、スタッフに託すことにしましたが、何をどうやっても
                文句ばかりのようです。
                「あなたたちにお金を払うのがもったいないわ」とまで言われて帰ってきています。
                ケアマネから、本人から入浴に関する文句が入り、ステーションに電話が来ました
                ですが、現状常識の範囲内で入浴介助は行っていること、さらに本人の要望を
                精一杯叶えるため寄り添おうともしていること。
                それでも尚、気に入らないのであれば訪問看護での入浴は厳しいと伝えました。
                かつ、安全性や心身の状態を看ながら負担が少しでも少なくして介助したくても
                聞く耳持ってくれなこと、提案はことごとく否定されることを伝えました。
                訪問は続けるが、言われるがままには出来ないとは伝えました。

                訪問看護での入浴介助。ヘルパーさんと何が違うの?
                私たちは、入浴による身体的負担を少しでも軽減するために、医療的視点の元
                介助をします。安全性を確保することはもちろん大前提。
                また、入浴による身体の機能の維持向上も含み、
                かつ循環を促すことでの心身に与える影響を考え、
                軽度の疲労を促すことで、良質な眠りを引き出すという全身レベルでの
                目的があります。
                今回私は、圧倒される罵声に、パワーバランスを失ってしまいました。
                訪問看護での入浴の目的を最初の段階で明確に伝え、
                ゴール設定もするべきだったなとマリオ
                人生100年も近いと、きっとその方も、他者に対する接し方も
                苦労とともに培われていたんだろうな〜と、
                ちょっと理解しなきゃとは思いながらも、
                久々にモンスターだったと何年か分のエキスを吸われたようでした沈
                くたくたになりながら、昼はおいしいもの食べてやると、
                セブンイレブンで買い込み、700円を超えたのでくじ引き
                「すご〜〜〜〜い。いいなぁ〜〜〜〜。」
                何が?コップの淵子さん?知らんパンダ
                でも関ジャニのグッズで一番いい景品と聞き
                別に欲しくてたまらないわけではなかったけど
                なんかご褒美もらった気分になりました。スマイル
                ちょっと嬉しくなり、頑張ったご褒美と自分で慰めました。
                さらに、その週の金曜日にデイネットの会の総会の記念講演
                を頼まれていたんだけど、台風で延期雨降り
                正直、資料が出来上がってなかったのでラッキーハート
                悪いことばかりは続かない・・・人生苦もありゃ楽あるさ(本当は逆ね)
                これって本当にうらやましいの?

                あげようか?あ〜げないセリザワさん
                | 訪問看護 | 02:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                残されたもの・・・
                0
                  訪問看護をしていると、必ずお別れのときが来ます泣き
                  お別れする人の年齢は様々だけれど
                  残されたものは様々な思いを抱かざるを得ません。

                  どんな年齢の方でも、お別れするまでの時間を
                  共にさせてもらいます。
                  数日単位の方から、数か月、数年単位の方もいます。
                  共にいる時間の差はあれど、残されたものとして感じることは
                  様々です。

                  つい最近お3人のお看取りに関わりました。
                  三人三様の看取りでした
                  高齢者の非癌の看取り
                  医療を寸前まで受け入れず、最後の最後の訪問看護のかかわりでした
                  皮下注を隔日の依頼が・・・
                  初回訪問で、すでに全身の浮腫がある状態でした
                  皮下注は必要ないと判断しました。
                  見守る家族にも皮下注をする目的のメリットデメリット
                  その上での選択をしてもらい、家族も同意のもと
                  皮下注はしないと決めました。
                  家族はすでに覚悟も決まっており、状態の変化の
                  不安を看護師が解消し、ケアについては、毎日入ってくれる
                  訪問介護にゆだね、ほんの短い時間でしたが心穏やかに看取っていました

                  呼吸困難のある癌の看取り
                  経済的な問題や、医療への必要性を感じていなかった療養者は
                  寸前まで訪問看護師の導入はされていませんでした。
                  呼吸困難で譫妄状態の利用者。痰がらみが辛そうでした。
                  もちろん呼吸困難に対する薬剤は使用されていましたが
                  苦痛は取りきれていないようでした。
                  初回訪問看護中に、意識状態の低下、呼吸の変化・・・
                  医師に報告しました
                  いつ呼吸状態が変化してもおかしくない状態だったので
                  看取りの説明をしてとの指示でした。
                  初回訪問での看取りの説明って・・・
                  関係性ができきっていない中、非常に意識して言葉を選びつつ
                  お話をしました。
                  家族は長い療養生活を思い出しながら、覚悟はしてましたと
                  涙ぐまれていました。ずっと苦しんでいたからもう楽になるんですねと
                  初回で入った訪問看護師としては、もう療養者は苦しくないことを
                  強調し、触って、声をかけてあげてくださいと
                  言ってあげるしかありませんでした。
                  そして、いつでも緊急電話で対応しますと、
                  不安への保障を確約して退出しました
                  そして、翌朝お亡くなりになりました

                  病院での看取りとなってしまった癌の看取り
                  家で療養しながら、希望を少しでも見出しながら、できることは
                  何でもして、少しでもこの時間を長く・・・長く・・・
                  「だれか教えてくれないかな・・・最後はいつ来るの?」
                  長く長く・・・いつまでもいたい
                  でもそうならないことは覚悟もしている
                  怖い・・・自分は何もわからなくなるの?
                  考えれば考えるほど怖い
                  床についてから1か月と一般的なことは伝え、いつでも一緒にいるよと
                  二人で泣きながら話しました
                  一緒にいる看護師も、少しでも長く長くと思わずにはいられません
                  でも最後は必ずやってくる
                  急な発熱・・・入院・・・
                  そのまま入院先で意識がなくなり、最期を迎えました
                  家にいたいって言ってたのに・・・こんなにたくさん管ついて・・・
                  家で看取りたかった・・・

                  残されたものは?思いで・・・悲しみ・・・憤り・・・
                  そして、残されたものの人生
                  みなさんは訪問看護師として、その時なにを感じていますか?
                  看護師によっては、お焼香に行けないと感じる人もいます
                  そこには、一緒にいたがゆえに残されたものの何かがあるんだと思います
                  看護師それぞれに残されたものがあるはずです
                  自分に残されたものの意味をかみしめなきゃいけません
                  そして、私たちは残されたものとして生きていきます

                  看護師のグリーフケアって、自分自身でするのって結構きつい
                  と言うか自分自身ではできない
                  看護師も人間です
                  悲しいものは悲しい・・・

                  今回は私も泣くこと多かったな〜
                  これ書いてて、涙出てきたよ
                  お休みにときにリビングで書いてるけど・・・エリザベス
                  「ね〜ママ〜お好み焼きは和食?」
                  なんていう、くだらない質問が飛び込みつつ、
                  耳からは、大音量のアニソン・・・ちょっと音程の外れた鼻歌
                  テレビでは仮面ライダーが流れてて、ドッカンと爆発音がしていたり
                  私のこの感傷に浸った涙とはかけ離れているけど
                  これも幸せの一つなのかも・・・
                  残されたものは、自分の幸せは何かを感じなきゃかも
                  ちょっとイラついた自分に反省0口0
                  色々なものをくれた方々に感謝です
                  私はちゃんと何かあげられたか、もう確認はできないけど
                  何かは一方だけではないはずだから、何かしらあげられていたと
                  思うようにするしかありません
                  皆様のご冥福をお祈りいたしますお願い



                   
                  | 訪問看護 | 14:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  食べること・・・生きること
                  0
                    訪問看護でかなり栄養状態が悪く、るい痩著明で退院されてきた方が
                    何名かいます。退院されたのはどちらも去年の暮れ前後ヤッタv
                    どちらも独居です。
                    入院中ならば食事も3食提供できるけど、帰ってきたらどうするか?
                    最初から厳しい状況になることはわかっていましたゆう★
                    たぶんみんな考えるのはエンシュアなどを処方して何とかして
                    カロリーを稼ぐこと・・・
                    宅配弁当を頼むこと・・・等々
                    独居でADLも低下している方に食事を提供するには、
                    ヘルパーさんの力を借りるしかありません。
                    でもサービスには限度が・・・
                    経済的にも限度が・・・
                    どう考えても摂取カロリーを稼ぐのは厳しいです。どうする・・・
                    在宅では、様々なサービスの方々がそれこそ、サービス以外で療養者を思い
                    創意工夫、時にはボランティア的サービスも行い、ケアマネさんも
                    プラン組に必死・・・訪問看護も、限られた訪問回数で栄養状態を評価し、
                    チームでどう栄養をあげていくかを提案していく・・・
                    そんな2事例を紹介しますハート

                    一人の方は、公害認定を受けている片肺の呼吸苦のある方。
                    酸素飽和度は保たれているけど、労作でHR↑苦しくて苦しくて食べる気にならない・・・
                    そんな悪循環に陥っていた方。明らかなサルコぺニア。
                    デイサービスに通っていましたが、週2回程度では確実な食事の提供回数は
                    確保しきれないうえに、通所する際動かなければならず、つらいだけでした。
                    そこで、ショートステイと家を半分半分にして、
                    ショートステイで食事が食べられるようにし、家では食事のほかにエンシュアHi
                    を1缶は飲んでもらう・・・。3食提供できる環境に何とか持っていくことができました。
                    そして、退院後約4か月で3堊加きらきら

                    もう一人の方は、筋痛症で入院。入院中もほとんど動かずに、下肢の拘縮強く、大転子部の褥瘡形成。
                    筋痛症は改善したため退院の運びとなるが、重度褥瘡の処置を在宅で継続するこになりました。
                    退院前訪問時、処置回数が少ない方法の検討をお願いしたのですが、
                    WOCからはそれは無理・・・と却下。
                    在宅での予測される状況も説明し、おそらく入院中のような栄養の提供も難しくなることが
                    予測されるため、褥瘡の治癒には困難を極めるであろうこと前提で退院。
                    重度褥瘡で特別訪問看護指示書にて毎日土日も処置に伺いました。
                    経済的に厳しいためヘルパーは朝晩しか入れず、入浴サービスは1回。
                    感染症と処置、経済状況的にもDSは行けず。
                    入っているサービスで何とか栄養を摂ることを考えると、やはりカロリーの高い
                    エンシュアなどを提供していくことになります。
                    拘縮も強く痛みもあり、食欲が全くない中食べてもらえるようすべての方々が関わりました。
                    エンシュアHIを処方してもらうのはもちろん、補助食品の試供品をあげたり、
                    試供品のプロテインをエンシュアに混ぜたり・・・・。
                    ヘルパーさんも様々なレトルト食を買ってきてくれたり・・・。
                    時には、自宅で作った食事を少し持ってきたりしたヘルパーさんもいたとかいないとか・・・。
                    何とか栄養状態をあげていかなければ褥瘡も治らない・・・。
                    無理やり食べさせられる療養者・・・
                    食べて欲しいサービス提供者・・・・
                    3か月たっても褥瘡はよくならず・・・打つ手なしな状況で強制的な栄養
                    も検討するかとの話も出ていました。
                    採血で、思ったよりもTP値は低くなっていなく3.0。嫌々ながらも食べさせた結果ではありました。
                    訪問看護で嫌がる療養者にエンシュアをあげていたショチョーW
                    自分のしている看護ってこれでいいの?
                    栄養をあげて褥瘡を治すことは、目標の一つではあるけれど
                    療養者にとっての苦痛であることをし続けていいのか?
                    食事って何?自分なら?おいしくないものはのどを通らないんじゃないの?
                    じゃぁ、どうする?
                    食べた内容が分かるように記載してある記録を見ると、甘いエンシュア・・・
                    甘い補助食品・・・甘い・・・甘い
                    エンシュア1本は飲めているならたまには普通の食事をあげてもいいかなと思い
                    試供品のやわらか亭を持って行ってもらい、食べてもらいました。
                    帰ってきたスタッフが、おいしいって食べてくれましたと矢印上
                    良かった〜〜〜kyu
                    その時、フッとALSで嚥下が落ちてきている家族が言っていた言葉を
                    思い出しました。いつも甘いものばかりだから、おかゆが食べたいんですって。

                    栄養は生きるために必要なこと。
                    療養者にとって食べると生きるが噛み合わなければ苦痛でしかなくなるんだと
                    実感しました。
                    医療者として食べられない人へ、食べたくな人へ無理やり栄養を与えるのではなく
                    基本的な食べる楽しみを考えながらの栄養をケアしていかなければいけないと思ったケースです。
                    昨日は、前日にエンシュアを2缶飲めており、朝のヘルパーさんも1缶飲ませてくれたので
                    レトルトの食品を本人に選んでもらって食べてもらいました。
                    カロリーも摂ってほしかったので、水分代わりにエネルギーチャージのようなものも
                    飲んでもらいました。ちょっと辛かったみたいで食べきれませんでしたが、
                    夕飯で食べると約束してくれたので、それ以上の無理強いはしませんでした。

                    基本的欲求は生命を維持するために第一の問題にあげますが、
                    医療者の問題を解決するためだけにならないように
                    私たち看護師の看護の力を発揮していきたいですあ
                     
                    | 訪問看護 | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    本当の望み
                    0
                      今年の年末年始は、長かったです。
                      昔療養者様に言われたことがありますマジで
                      病人に正月も何もないんだよエリザベス
                      実際本当にそうですよね。でも、サービスを提供する看護師にも
                      生活があるわけで・・・。
                      だから、色々なサービスで生活をカバーしようとケアマネさんはプランを立ててくれます。

                      ふれあいの緊急コールでIさんは、緊急コールの頻度の高い利用者になっています。
                      よく呼ばれるのは、便秘・下痢・血尿が3大理由マジで
                      排便をコントロールするために訪問看護は週2回入り、
                      排便で緊急対応がなくなっるようしました。
                      しかし、自分で薬を見て飲む薬、飲みたくない薬を
                      選り分けて飲んでいることが分かりました泣き
                      ですが、自分でイチジク浣腸をかけたりすることもできるので、
                      とても自律していると思いましたDocomo_kao8
                      Iさんは独居です。家族はいるものの金銭的援助もほとんどできないため
                      福祉のお世話になっています悲しス。
                      年末、Iさんからの緊急コールぴのこ:)
                      「熱がある。我慢してたけどもう駄目だよ〜早く来てくれよ〜」
                      訪問すると、ベットに臥床しており、布団をかけて寝ていましたエリザベス
                      訴えるほどの熱もなく、他の症状は何もありませんでした。
                      つぎに訴えたのが「食べ物がない・・・etc。硬いものしか作ってくれないんだよ〜」
                      そして、30日夕方16時前から17時の緊急コールが頻回になりました。
                      「ヘルパーさんが来ないよ。のど乾いたけど飲むものないよ。・・・・」
                      色々・・・

                      会話をしていく中で、もう駄目だと言いつつも、痩せてきた、
                      食べなきゃ生きてけないよ〜〜〜。
                      こんなに痩せちゃって・・・。
                      施設に入れられんだよ、無理やり・・・。

                      ふと、Iさんは自宅で生活はしたいけど、望む生活をしているのか?
                      生活させられているんじゃないだろうか?とふと疑問に思いました。
                      独居だから毎日朝晩でヘルパーさん。入浴できないからDS
                      ずっと自宅にいると点数オーバー(-_-)だから時々ショートステイ利用。
                      会話の中から、Iさんは生きたいんだ・・・。
                      介護保険の中では、点数オーバー。自費が出ているはず。
                      自分が食べるおかずくらい自分で選びたい・・・
                      自分で何を買うか決めに買い物に行きたい

                      もしかしたらだけど・・・自分でかいに行けたら少しは食に対しての
                      不満が減るかな?買い物同行はどうだろうか?
                      介護保険という制度の中でサービスは利用されるが、ホントの望みを
                      かなえることで、緊急コールも減るかも・・・などとここ数日考えている
                      ショチョーWなのでした。

                      できることをどう行えるようにするのか?望む生活には行えることを
                      増やしていくことが早道だろうなぁ〜ペコちゃん


                       
                      | 訪問看護 | 01:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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