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タグふれんず

ふれあい広場

東京ふれあい医療生協 ふれあい訪問看護ステーションの公式ブログです。

ステーション内の出来事などなど、面白おかしく紹介します。


心を整えることの難しさ
0

    ランナーAです。

     

    数年関わってきた精神疾患の利用者さん。

    入院したくないから、陰性症状が強い状態をあえて維持し暮らしてきた。

    陽性症状がないからいいわけではなく、陰性症状が強いのも辛いことだった。

     

    何もやる気になれなかった数年・・・

    関わりの中で、少しずつ変化があった。

     

    訪問看護師に宛てた年賀状を書いたこと

    年末大掃除をしたこと

    掃除機を買って、数年ぶりに掃除機かけしたこと

    部屋に網戸を付けて、窓を開け、外の風を感じたこと

    初詣に行ったこと・・・

     

    担当だった私の目標と、利用者さんの目標は

    かけ離れていると感じていた。

    でも、現状維持でいいと思っていないところだけは

    共通していたのではないかと今、思える。

     

    認知症の仕事の関係で担当を下りることになった。

    伝え方・・・数週間悩み

    長年担当してきたけれど、訪問が難しくなったことを伝えた。

     

    笑みを浮かべながら「バイバ〜イ」を手を振る姿に

    『そんなにあっさりなわけ!!寂しくないの!?』と

    おどけてみた。

     

    翌週、陽性症状のために医療保護入院となった。

     

    頭を殴られた気持ちになった。

    二週間ほど経過した頃、私の足は入院先に向かっていた。

    週末、人気のない救急入り口

    面会用紙に名前を書く

    守衛さんに渡すと、病棟に確認の電話を入れている。

    用紙は返され『面会制限が出てるので受付られません。』と。

     

    力が抜けた・・・

     

    会えない状況に何故という思いと

    会って、悲しい姿だったら怖いという思いからの解放と

    状況の悪さを予感させる言葉の衝撃で

    足元がふらついた。

    バスに乗らなければなのに

    バス停を探す気力もなく

    最寄り駅まで、気づけば一時間近く歩いていた。

     

    未だ私の心は整っていない。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    | ランナーA | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    デイサービスの見学レポート
    0

      ランナーAです。

       

      今年の認知症ケア学会は京都

       

      京都議定書が作られた場所

      国際アルツハイマー病協会国際会議が開催された

      国立京都国際会館

       

      神聖な場所に足を踏み入れるような心持ちでした。

       

      職場に迷惑をかけると思いつつ前泊し

      看護学校時代の友人が努める

      デイサービスを見学させて頂きました。

       

      高齢化率は30%を越える地域とのこと。

      要支援、要介護でフロアが分かれていました。

      入浴して、食事を摂って、レクに参加して・・・

      レクや作業に熱中している方もいれば

      ウトウトされている方もいる・・・

       

      自ら望んで来ている方ばかりではない・・・

      そこは、どこでも同じだと思わされました。

       

      同じ建物内に地域包括支援センターがあり

      職員の方と話す機会がありました。

       

      65歳以上の高齢者の全戸訪問を最近までしていたと。

      今は、75歳以上の方を対象に全戸訪問しているそうです。

       

      衝撃を受けました。

       

      地域包括支援センターの業務は多岐に渡っているはず。

      認知症初期集中支援も始まり、職員はてんてこ舞いなはず・・・。

       

      65〜75歳の空白の時間を埋めるのは安否確認のハガキだそうです。

       

      日々、認知症高齢者、独居高齢者の方の訪問をしていますが

      ハガキか・・・

       

      そのハガキが部屋の片隅で、陽の光を浴びている・・・

      そんな光景は想像にたやすい・・・

       

      職員のジレンマが手に取れる・・・

       

      どこにでも課題があるのだと思った。

      初めからやっていなければ何も感じなかったかもしれない。

      やっていたことができなくなる苦悩ってあるはず。

       

      やらなくてはいけない事がやれなくなった時。

      気持ちをどこに落とし込めるのか・・・

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      | ランナーA | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      思い出の場所
      0

        ランナーAです。

         

        最近、私の投稿ばかりで申し訳ないです(:_;)

        所長Wは、精力的に活動されております。

        ご安心を!

         

        『デイサービス』

        行ってみませんか?と言われて

        「行く行く〜!」という返事を返されることは少ないのではないか・・・

        温泉や料亭なら行きたい気持ちにもなるか・・・

        家族の手前仕方なく始まるデイサービスが

        楽しくて仕方なくなる方もいる

         

        おばあさんは

        デイサービスを休みがちだった。

        お迎えの車が来ると

        「今日は調子が悪いから、お休みします〜

        わざわざ来て頂いたのに、こんなこと言って申し訳ないですね・・・」

        丁重に頭を下げる。

        デイサービス職員は困っていた。

        体調が悪いと言われると

        訪問看護師としては、少しモヤモヤ・・・

         

        独り暮らし

        この先の療養場所もおいおい検討が必要となり

        ショートステイの施設もあるデイサービスに場所が変わった

         

        「新しいデイサービスはいい所よ〜!

        あの辺は私、明るいの!

        私が子供の頃住んでいた所なのよ〜!

        父親が学校まで送ってくれた雪の日

        あの坂で転んだのよ〜」

         

        休まず通っている。

         

        おばあさんが語る

        人生の物語

         

        デイサービスの選定

        ご本人の語りの中にヒントが隠されていることを知った。

         

        | ランナーA | 07:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        『いいことだってある』
        0

          ランナーAです。

           

          若年性認知症の方の訪問で学んだこと

           

          『認知症ってね〜

          悪いことばかりじゃないよ!!

          いいことだってあるの!!

          だって、嫌なこと。忘れちゃうんだもん!!』

          笑顔でそう話す

           

          教科書的には

          感情の記憶は残るから

          嫌な気持ちや感じは残りやすいと言われている

           

          長年共に暮らしている家族間だと

          嫌な思いを水に流しやすいのかもしれない

           

          家族って、いいことばかりないし

          嫌な気持ちになることもある

          でも、生活は続く

          何十年も共に暮らす中で

          水に流さないと成り立たないこともある

           

          長年の習慣と、認知症によるもの忘れによって

          救われることもあるんだ・・・

           

          状況は変わらないけれど

          物事をポジティブに捉えてみると

          生きやすくなる

          襟を正されました

           

           

           

           

          | ランナーA | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          笑顔の条件
          0

            ランナーAです。

             

            桜が満開ですね。

            訪問の道すがらお花見ができて

            訪問看護師で良かったと感じる季節です。

             

            デイサービスのレクでお花見に行ったというおばあさん

            写真を見せてくれました。

            利用者さん達や職員の方々と

            桜の中で撮った写真だけれど

            おばあさんは浮かない表情をしていました。

             

            私「あれ?笑っていないですね。」

            おばあさん「笑えないのよ・・。これだから・・。」

             

            おばあさんは口を“いーっ”横に広げる。

             

            前歯が2本無かった・・・

             

            そうか・・・。

            何回も訪問しているのに

            気づいてなかったわけでもなかったのに

            食事が摂れていれば問題ないと思っていた私がいたかもしれない

            歯って、食べることだけが仕事じゃなかったりするのか。

            笑顔になるために必要なものだと教わった。

             

            デイの職員に伝えたい

            笑顔じゃないけれど

            嬉しかったこと

            お花見を楽しめていたことを

             

             

             

             

             

             

            | ランナーA | 08:50 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
            お母さんの苦悩
            0

              ランナーAです。

               

              90代 一人暮らしのお母さんは

              週の半分をデイサービスで過ごしています。

               

              『もう・・・本当に、自分の存在感が危なっかしいよ。

              あそこに行ってれば、心配ないじゃない。

              適当に運動してくれるし、遊ばせてくれるし、

              食事もおやつも出てくるし・・・。』

               

              『本当・・泣けてくるよ・・・。

              もう、終わりにしたいよ。

              本音の心境。』

               

              『くたびれた・・・。

              まだ、まあ、思考力はないんだけど・・・。

              色んなことが思い出されるじゃない。

              不安・・・。心許ないよ。

              テレビに慰められる。気持ちがこっちへ向くから。』

               

              年をとって、最近の記憶が危うくなって、

              でも、懐かしい思い出は鮮明によみがえってくる。

               

              昔の自分と今の自分

              同じ自分なのに

              何かが違う

               

              自分の存在感が危ないと話すお母さん

               

              お母さん

              存在感って

              誰かがいるから感じるものですよね。

              デイサービスにも行っているし

              ずっと一人っきりというわけではない。

              でもお母さんの心は

              一人ぼっちだということを伝えているんですね。

               

              一人でいる時に感じる孤独と

              人がいる中で感じる孤独

               

              後者の方が孤独感は強いのではないか

               

               

               

               

              | ランナーA | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              原点に帰ろう
              0

                ランナーAです。

                 

                認知症終末期の方に褥瘡ができた。

                嚥下機能障害があるため、栄養は入らない。

                水分も危うい状況で、体温も高めな状況。

                あっという間に褥瘡は悪化した。

                 

                このままじゃダメだ・・・

                 

                焦って福祉用具を調整したり

                医師に入院を掛け合ったりした

                 

                昨日の銭湯同好会定例会

                露天風呂で仲間に

                愚痴を聞いてもらった

                 

                『その利用者さんは、入院したいの?』

                 

                はっとした。

                私は利用者さんを見ていない。

                褥瘡を見ている。

                 

                訪問中も、利用者さんに話かけるより

                褥瘡処置や家族への説明に時間を費やしていた。

                ケアマネさんや福祉用具さんとのやりとりに

                気をとられていた。

                 

                銭湯仲間は、いつも私を原点に引き戻してくれる。

                 

                『認知症の終末期って、

                褥瘡があるとかないとか、そんなことよりも

                その人がどうしたいかが大事なんじゃないの?』

                 

                原点に帰ろう・・・

                 

                 

                 

                | ランナーA | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                認知症の検査
                0

                  ランナーAです。

                   

                  認知症の検査で

                  長谷川式というものがあるのはご存知でしょうか。

                  長谷川和夫先生が考案した検査。

                  その長谷川先生自身も認知症をカミングアウトされ

                  認知症者の苦悩を実感していると話されていました。

                   

                  桜・猫・電車・・・

                  100-7そこから7引いて・・・

                   

                  この検査を受けた方の訪問

                  『バカにしやがって・・・』

                  と話す方がいた。

                   

                  この検査が、MCI〜軽度認知症の方にとって

                  辛いものになることは

                  認知症を診断する医師もわかっている。

                  何年も、何百回やったって緊張すると話す

                  医師とお会いしたことがある。

                   

                  入院したおじいさん・・・

                  長期入院で暇を持て余している。

                  一日中ベッドの上でTVも見ず、ぼんやり過ごしている。

                  家族の見舞いだけを心待ちにしている。

                  退屈な毎日の中で変化があった。

                   

                  見舞いに来た妻に話す。

                  『今日さ〜。

                  野菜の名前をいくつ知ってるかって聞かれたよ〜!

                  おまえ、いくつ言えるか〜?』

                  満面の笑みで話すおじいさん。

                  妻は、ここ数年、繰り返しの言動に困っていた。

                  入院の理由は別なのだけれど

                  看護師に認知症の相談をしていた。

                   

                  おじいさんにとっての長谷川式は

                  一人寂しい入院生活の今日を彩る出来事になっていた。

                  忙しいスタッフが自分の所に来てくれて

                  クイズで自分の寂しさを紛らわせてくれたと

                  思っているのかもしれない。

                   

                  長谷川式もタイミングによっては

                  幸せを運ぶものなのだと知った。

                   

                   

                   

                   

                  | ランナーA | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  「居場所」の未来
                  0

                    ランナーAです。

                     

                    先日、3年ぶりに東大の講座に行ってきました。

                    2018 朝日講座「居場所」の未来

                    『人生の物語りに沿った

                    エンドオブライフ・ケアの意思決定』

                     

                    生き方の多様化

                    今まで考察されなかったことが

                    考察される時代だそうです。

                     

                    『死を意識した時に

                    人は時間を意識する。』

                     

                    『死が医療者によって管理されている。

                    死は個人的なものなのに

                    本人が関わりにくくなっている。』

                     

                    聴講者の中に

                    難病の家族を介護している方、

                    認知症だった親を見送った方がいらっしゃいました。

                     

                    その方々が講座に参加した理由は共通していました。

                     

                    『医療、介護の様々な選択を

                    自分がやってきたが、

                    本人はそれをどう思っているのか、

                    いたのか・・・

                     

                    意思を伝えることが困難になった本人の意思は・・・』

                     

                    フロアーからの質問

                    「本人の意思を尊重する事が一番大事って言うけれど

                    どうやって確認すればいいんですか?」

                     

                    講師の答えは

                     

                    『人は変わりやすいものである。

                    病気になると揺れる気持ちの言語化は難しいものである。

                    このような、人の心の難しさ、危うさを認識した上で

                    ご本人のために一番いいことを探ろうと

                    皆で努力することが大切である。

                    複数の視点で、物の見方で一緒に探っていくことである。』

                     

                    認定の仲間が教えてくれたことを思い出した。

                    『代行意思決定は、

                    家族がどれだけ、その人の事を考えたかにある。

                    その人のことを考える過程が大事!

                    自分の事を家族が沢山考えた決定に

                    本人は納得するものなんじゃないかな。』

                     

                    今年も素敵な仲間に囲まれて、頑張ってこれました。

                    年末年始も、私だけお休みを頂いております(:_;)

                    これは、充電して復帰しなさい!と言われているのだと

                    思っております。

                    真剣に回復して、来年はバージョンアップしたいと思っております。

                    ブログも更新して参ります。

                    来年も宜しくお願い致します。

                    良いお年をお迎えください。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    | ランナーA | 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    私はどこへ・・・
                    0

                      ランナーAです。

                       

                      90代のおばあさん

                      夫も子供たちも先に逝ってしまった

                      広い家で一人で暮らしている

                      『体は元気なんだけど、こっちがね・・・』

                      頭を指さす

                       

                      財布がなくなった

                      通帳がなくなった

                      『○○さんが持って行ったのよ』

                      『色々世話をしてあげたのに・・・』

                      『お正月がくる。

                       一人でここにいるのも不安なのよ。』

                      『お店が閉まっちゃうでしょう。

                       食べる物が心配なの・・・』

                       

                      ケアマネさんや兄弟に数分おきに電話をする

                       

                      毎日が不安と緊張の連続

                       

                      年末年始

                      血糖値のコントロール目的で入院調整した

                       

                      病棟に会いに行くと

                      PTさんと廊下で話をしている

                      PT『寂しいみたいなんですよ・・・』

                       

                      『とうとうこんな所に入っちゃった・・・』

                      『ごはんには困らないんだけどね・・・』

                      『あの家にいたいのよ・・でもいられないのよね・・』

                       

                      病棟の廊下をグルグル歩く

                       

                      誰かがそばにいれば不安が軽くなるわけではない

                      誰がそばにいるかが大切なんだと気づかされた

                       

                      もう会うことが叶わない誰か・・・

                      おばあさんの不安と緊張を解きほぐす存在

                       

                      超高齢社会

                      同じような思いを抱えている人

                      抱える人は増えていく

                       

                      私たちは何ができるのだろうか

                       

                      | ランナーA | 08:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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